ホールのみ、全国発送可能です。（一部できない地区もあります。詳しくは、お尋ねくださいませ。）

この「あなたにメロンめろんケーキ」は

2年間、試行錯誤してデビューとなりました。通常の感じで作ると、なんともメロンと生クリームが反発しあって、マッチィングが上手くいきません。
何度も、試していても、組み合わせがバラバラになってしまい、考えている味にならないのです。
根本に立ち戻って、「ああでもない！こうでもない！」と繰り返しているうちに、茶の木畑に迷い込んだような状態になってしまいました。
やはり、メロンの熟度がもっとも、重要な要素でして、未熟のものは、作業はしやすいですが、瓜臭が出てきてしまい、ちっとも美味しくない状態になります。熟度が過ぎると加工できなくなってしまいます。

正直、今まで、一般的にメロンをつかった加工品で「これは、おいしい！」と感じたものがないのです。メロン程  果物のなかでも、味のコントロールが難しいものはないと心底、思っています。

晩春から初夏にかけて、雑メロンが出回わります。マスクメロンとは、その育て方が全然ちがいます。雑メロンとは、市場の仕入業者間の呼称でして、作っていらっしゃる方に申し訳ないですから、その他メロンと言わせて頂きます。
マスクメロンは、空中に吊り下げて、1本の苗木に1個のメロンしか成らせません。その他メロンは、地面に接地して、ある程度の数を成らせます。実際、マスクメロンより、糖度が高いその他のメロンもあります。
それは、それなりに美味しいのですが、やはり、「美味しさ」というのは、糖度だけではなく、その香り、舌触り等、別の要素が加わります。マスクメロンを口に含んだ時に鼻に抜ける「麝香のかおり」は得も言われぬ味わいになります。かつて、大隈重信候が「余はマスクメロンを食べて、120歳まで生きる！」と言われた程、マスクメロンがお好きだったことは、有名なお話です。エジプト原産のこのメロン（アールスフェボリット種）は栽培に手間がかかり、難しいので、日本以外残らなかったというのも、頷けます。

昨今のコロナ禍においては、静岡の温室マスメロンの生産者が、販売できなくて悲痛な声を上げてみえる！と聞きました。「なんとかして、果物屋として、お役に立てないか！？」と思い「小売屋としてなんか出来ないか！？」と思いました。ずっと、試案中だった「あなたにメロンめろんケーキ」を思い切ってデビューすることにしました。どんな形にしろ、「あなたにメロンめろんケーキ」が話題になれば、「静岡温室マスクメロン」に関心をもってもらい、メロンの消費に目を向けてもらえるのではないかとも思ったからです。お役にたてたか否か、分かりませんが、勿論、今後とも頑張って心を込めて作っていきます。

あなたにメロンめろんジュース

究極のジュース
生絞り100％の本物のジュースです。
これ以上のジュースはありません。

このジュースだったら、メロン嫌いでも飲めるのじゃないか？などと思わないでください。
メロンの嫌いな方には、絶対、お勧めしません。本物のマスクメロンのジュースですから・・・
これ以上のメロンのジュースは、ないのですから・・・

メロンジュースは、たいてい どのジュースを飲んでも、今いちな感じをもっているのは私だけでしょうか？
このジュースは、違います。作った味付じゃないからです。
メロンそのまま、シロップも、砂糖も、水も、なにも、加えてないからです。
是非、メロン好きの方に、飲んで頂きたい、マスクメロンその物のジュースです。