農経新聞【青果物流の専門紙】に記事が掲載されました。

農経新聞 お店紹介 掲載記事

当店は、業界の異端児的存在でしたので、改めて業界紙にお店紹介の記事を掲載されると、なんだか照れます。
以前は、小さなことに拘って 生意気にも、業界紙等はご辞退していました。
今回も、身に余るお褒めの言葉を頂き、嬉しいやら恥ずかしいやらで気持ちの整理が忙しいです。

●この記事は、端的に概要を記事にして頂いていますので、読みやすくするために書き出しました。

インパクトのある商品・名前で 感動を呼ぶギフトを提案する店

マルブ 百果園&百華園は、青果の小売店である「百果園」と、果物を使ったケーキなどの加工品を販売する「百華園」の2店舗を展開している。入口は別々だが、隣同士にあり気軽に入店できる。「元気で、明るく、笑いの絶えないお店」をめざし、大手にはまねのできない「個性の尖った小さなリアル店舗の強み」最大に発揮することを経営方針としている。
「百果園」は、高級青果専門店として1989年に開店。現在も、高級メロンの産地として知られる静岡県産のマスクメロン、地元・岐阜県産の(富有)などは、最高品質のものを仕入れて販売している。価格は高めになるが、主に贈答用として販売してきた。
また、「感動を呼ぶギフト」を提案できる店であることを常に意識している。品質はもちろんのこと、一番の旬で味も香りも最高に乗ったタイミングで販売し、包装まで細かく気遣う。同店の包装紙は他の果物店と違い、どこにも果物の柄や店名の印刷がない。一色の無地の包装紙にタックを挟み込み、おしゃれに包む。外見からからは、中にフルーツが入っているとは思えない。オープン当初は顧客からフルーツ店らしくないと言われたが、贈り先には好評で「フルーツとは思わなかった。ありがとう」と喜ばれ、今ではすっかり定着しているという。また、メロンに目鼻を付けた「思わず笑っちゃいますふるーつギフト」は、父の日や母の日、還暦祝いとして贈られた側が思わず微笑んでしまうアイデア商品だ。

 

創意工夫に満ちた商品を展開「あなたにメロンめろんケーキ」

敷居が高いと思われがちな高級店にも気軽に来店してもらい、品質の高さを知ってもらうため、2013年には加工品販売の「百華園」を開店した。
商品開発では、その青果の価値を最大限に引出すように工夫する。どうすれば、インパクトのある商品になるか、形だけでなくネーミングにも凝る。
たとえば、20年発売した「あなたにメロンめろんケーキ」は、マスクメロンの上部を横にスライスして中の果肉をすくい出し、メロン、イチゴ、マンゴー、キウィとスポンジ、生クリームを何層にもミルフィーユのように重ねたもので、カットした断面がカラフルなケーキだ。購入しやすくするため、まるごと1個から4分の1カットまで揃える。もとは新型コロナウィルスで産地の貢献できればと思い開発したものだが、ネーミングも親しみやすく話題性のあるようにと工夫した。

 

働く人、生産者への思いを大切に関わる人を成長させる店へ

同店は、業務マニュアルを作成していない。家族経営とパート社員が主体で、勤続30年近い従業員もおり、業務の申し送りは口伝えで行い、従業員の自主性に任せている。顧客も担当の販売員についている。ダジャレとも思える商品名は、同店のめざす「元気で、明るく、笑いの絶えないお店」の雰囲気づくりから生まれた。通信販売も行っており、SNSの重要性も認識しているが、だからこそ対面販売を大切にしたいと考えている。また、小売店は生産者があってこそ、とも考えている。地元の富有柿の生産者は年々高齢化し、畑の周辺は開発され生産しづらい環境になっていく状況を目の当たりにしている。「あなたにメロンめろんケーキ」が生産者の応援に意味があったように、常に店舗スタッフだけでなく生産者の応援に意味があったように、常に店舗スタッフだけでなく生産者、流通業者など同店に「関わるすべての人を成長させる店」になればと願っている。

(データ)▽創業年=1966年▽売場面積=139.6平方㍍▽売上構成=果物83.0%、果物加工品・菓子10.0%、カキ7.0%▽従業員=5.6人(食品等流通合理化促進機構「2020年度優良経営食料品小売店等表彰事業 受賞店の概要」より)